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ナポレオン関連コインの１枚、１８０７～１８１３年までフランス軍が駐留、１８１３年モンテネグロ軍にカッタロ市が包囲され物資が滞り兵士の給与支払いと物資調達のためフランス軍将軍ゴーティエは緊急に１フラン、５フラン、１０フランの銀貨を発行しました。　コイン製造の材料は銀皿、フォーク，ナイフ，スプーンなどを潰して作られ、銀品位もフランスの５フラン銀貨よりも品位が高いと言われ、　カッタロ陥落後ほとんどのコインが溶解されたため現存数が少なく入手難の一枚です。　表面ナポレオンの頭文字「Ｎ］の上に王冠を描き”５Ｆ”の金額、銘文”ＤＩＥＵ　ＰＲＯＴＥＧＥ　ＬＡ　ＦＲＡＮＣＥ”（神の庇護のもとのフランス）。　裏面大砲、銃、サーベルが交差して描かれ、銘文”ＣＡＴＴＡＲＯ　ＥＮ　ＥＴＡＴ　ＤＥ　ＳＩＥＧＥ”（包囲下の国家カッタロ）。